【はじめに】

 仮想通貨投資自体は2017年12月からで、ずっと新参者と名乗ってきましたが、短い間で、この世界のある意味「酸いも甘いも」経験しました。ツイッターも同月から始めました。

 多くの方と交流する機会に恵まれましたが、参入経緯やその前後の事について語ったことがないので記してみます。

 ちなみに名前の由来をよく聞かれますが、ディズニシーの虎のキャラクター「チャンドゥ」が元になっています。元々、本業の情報収集用のために作ったアカウントで、名前は何でもよかったのですが、たまたまディズニーに行った直後に作ったのと、私がタイガースファンということから虎のキャラクターから名前をもらいました。


【参入について】

チャートを見れば一目瞭然ですが、仮想通貨市場は、2017年12月から1月にかけて値上がりが新規参入者を呼び、新規参入者がさらなる値上がりを呼び、記録的高値を記録しました。

付き合いの長い方からもたまに聞かれますが、現役の記者です。

つまり取材し、記事を書くことを生業としています。担当は主に経済、政治です。当然、記者は取材の過程で様々な情報が入るため株はインサイダーとなるため買えません。そんなこともあり、投資はしたことがないずぶの素人でした。

私が参入したのは昨年12月上旬。

自分の担当分野の勉強と日々の仕事で余裕がなかったのですが、ふとしたきっかけでリップルについて知り、その目指す金融革命に心が震えたのを覚えています。今すぐ投資せねばならぬと思いました。興奮気味話す私に、まわり記者仲間は苦笑いしていました。

最初に買ったのはXRP、XEM、BCH…色んな先輩方のブログ等を参考にさせて頂きました。


【短かった狂乱の時間】 

国税庁が仮想通貨の税金計算について正式に発表したのが12月でしたから、当時はまだいろんなことがわかっておらず、様々なブログでも事実誤認がたくさんあったのを覚えています。

今年の確定申告の際に、トレード履歴を確認しましたが、XRP以外は結構、売買を繰り返していました。日を追うごとに資産が増え、興奮し、コインチェックのアプリ画面を何度もスクショしたのを覚えています。

実は銘柄のトレードで一番利益が出たのはTRXでした。最初に買い始めた時から10倍になったタイミングで、他のトレードで膨らんだ利益分をつぎ込み、さらに6倍弱になったところでで一部を売却。

バイナンスはBTCのハードフォーク付与を狙って開設し、安い銘柄のなかで取引量が多い銘柄、バージなど10個選んで買ってみたりしました。

一日すら無駄にできないと焦るほど右肩上がりでした。海外取引所の草コイン探しにも血眼になりました。

日本円に利確…ということは正直まったく考えませんでした。

年が明け、三が日はさらに加速。「ああ、これはもう『億れるな』なんて本気で思ってました」


【何度もSELLボタンを押そうとした】

今では「ガチホ」は愚行という主張もよく見かけるようになりましたが、当時はそれこそまるで月に向かう銀河鉄道の列車に振り落とされぬよう、途中下車しないよう…とそんな気持ちでした。

特にあのときは、「暴落」を経験していなかった自分にとっては、取り残される恐怖がものすごく強かったです。売った瞬間、置いて行かれるのはないかと。

私なりに当時も様々な情報を集めて冷静に見ていたつもりでしたが、減っていく資産を横目に、何度もSELLボタンに指をかけるところまで行きましたが、まさに変な汗が出て、それでいいのかという迷いから結局押せませんでした。多少の売買はしていましたが、「避難」どころか「一次離脱」すら出来ませんでした。

まるでみんなが声をそろえて「ガチホ」と言っていたから売れなかったというような事を言う人がいますがそんなことはありません。ちゃんと売り抜けている人、それを言葉にする人もいました。結局は自分が決断できたか、どうかでした。

友達と飲み始めて、途中でトイレに行って開いたアプリを見て、1000万単位で資産が減っていた日もあり、ものすごく青ざめましたがそれでも「また上がる」という幻想が消えることはありませんでした。

まさか長い長い地獄のような日々が始まるとはなおさら思いませんでした